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Graphics`FilledPlot`

塗り潰しプロットの生成
パッケージをロードする.
In[1]:= << Graphics`FilledPlot`
次では曲線と座標軸で囲まれた部分を塗り潰してある.
In[2]:= FilledPlot[Sin[x], {x, 0, 2 Pi}]

Out[2]= 
次は第1曲線と第2曲線で囲まれた空間と,第2曲線と第3曲線で囲まれた空間を塗り潰してある.
In[3]:= FilledPlot[{Sin[x], Cos[x], x^2/18}, {x, 0, 2 Pi}]

Out[3]= 

FilledPlotのオプション
塗り潰しプロットの作成方法は複数ある.Fills ->  , , ... と指定すると曲線n とn + 1で挟まれた部分が色 で塗り潰される.Fills ->    ,  ,  , ... と指定すると と で挟まれた部分が で塗り潰される.曲線指定のAxisは 軸を与える.オプションのCurvesは曲線の表示方法をコントロールする.この値をBackにすると曲線が後続する塗り潰しで覆われる.Frontにするとすべての曲線が塗り潰しの上に出され,Noneとすると曲線は描かれない.
次はどの曲線で挟まれた部分を塗り潰すのかと,塗り潰しに使うグレーレベルとを指定する.
In[4]:= FilledPlot[{x^2/18, Cos[x], Sin[x]}, {x, 0, 2 Pi}, Fills -> {{{1, Axis}, GrayLevel[.8]}, {{2, 3}, GrayLevel[.3]}}, Curves -> Front]

Out[4]= 
FilledPlotでは標準的な任意のグラフィックスオプションが使える.塗り潰しは指定された曲線が存在する部分でのみ,つまり関数の値が実数である部分でのみ行われる.
関数 は が より大きい場合にのみ実数となる.ゆえにこの部分のみが塗り潰される.
In[5]:= FilledPlot[{Cos[x], Sqrt[x^2 - 1]}, {x, -1.5, 1.5}, AspectRatio -> Automatic]

Out[5]= 

データを使った塗り潰しプロットの生成
このパッケージを使うと,方程式ではなくデータを使って指定された曲線間の塗り潰しプロットを作成することもできる.FilledPlotと同じ塗り潰し指定のためのオプションがFilledListPlotでも使える.
データを使った塗り潰しプロットである.
In[6]:= FilledListPlot[{1,3,2,5,2}]

Out[6]= 
座標と 座標を指定したデータを使っての塗り潰しプロットである.
In[7]:= FilledListPlot[{{1.1, 2}, {2.5, 1}, {4.5, 3}, {5.2, 4.2}}]

Out[7]= 
次は複数のデータを使った塗り潰しプロットである.
In[8]:= FilledListPlot[ {1,3,2,5,2}, {{1.1, 2}, {2.5, 1}, {4.5, 3}, {5.2, 4.2}} ]

Out[8]= 

AxesFrontオプション
FilledPlotパッケージではAxesFrontというGraphicsオブジェクトのための新しいオプションが定義されている.これにより,グラフィックスの上に軸を描画し,多角形が軸の目盛を隠してしまうのが防げる.デフォルト設定はFalseである.FilledPlot関数ではTrueに設定されている.これはGraphicsオプションなので,FilledPlot以外でも使うことができる.また,FilledPlotと他のグラフィックスオブジェクトを一緒に使う際には,通常のオプションの優先順位が有効になる.つまり,このオプションがFalseになっているグラフィックスの後でFilledPlotを描画すると多角形が軸を覆うこともある.
以下では多角形が座標軸を覆っている.
In[9]:= Show[Graphics[{GrayLevel[.6], Polygon[{{0,0},{1,0},{1,1}}]}, AxesFront -> False, Axes -> True, AxesOrigin -> {.5,.5}]]

Out[9]= 
座標軸が多角形の上に表示されるようにする.
In[10]:= Show[Graphics[{GrayLevel[.6], Polygon[{{0,0},{1,0},{1,1}}]}, AxesFront -> True, Axes -> True, AxesOrigin -> {.5,.5}]]

Out[10]= 
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