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演算環境の管理
小さなスクリーン
次のような方法を使ってスクリーンが小さいシステム用にMathematica を最適化することができます.
「書式」?「ズーム」サブメニューでノートブックの倍率を変える.
スクリーン環境を「書式」?「表示用スタイル環境」サブメニューの「Condensed」に設定する.
使用していないノートブックをすべて閉じる.
使用していないパレットをすべて閉じる.
ヘルプブラウザの大きさを調整する.
インターナショナルキーボード
メニュー用のキーボードのショートカットは米国仕様標準キーボードの文字と配列によって構成されています.例えば, [6]は [^]と同じ働きをします.これは,米国仕様のキーボードで,6と^が同じキーにあるからです.
米国仕様キーボード以外のキーボード上では,ドイツ語キーボードのAlt+GRキーで入力する文字のショートカット等は使えないことがあります.ほとんどのショートカットには,必ず使える別の方法があります.
ノートブックファイル
ノートブックファイルにはデフォルトで拡張子.nbが付いています.ノートブックは7ビットのASCIIで格納されています.このファイルはCR,LF,もしくはCR/LFの改行が使えます.ノートブックはコンピュータの機種に依存していないので,Mathematica 対応のコンピュータシステム上では共有することができます.

ノートブックの共有
ノートブックは印刷できるASCIIコードだけを使っているので,電子メールで直接送信したり,テキストモードでFTPを使って転送したりすることもできます.Mathematica をお持ちでない同僚の方用には,無料のノートブックビューア,MathReader があります.MathReader はWebから入手できます (www.wolfram.co.jp/products/mathreader).
Web上のノートブック
Mathematica のノートブックはHTMLファイルまたはXMLファイルとして保存することができます(インポートとエキスポートをご参照ください).また,Mathematica のノートブックはWeb上でも利用することができます.通常のWebブラウザは,拡張子.nbが付いているファイルはすべてMathematica で見るように設定できます.
以下の設定でMathematica をWebブラウザのヘルパーアプリケーションとして登録してください.
MIMEタイプ:application/mathematica
サブタイプ:mathematica
拡張子:nb
アプリケーション:Mathematica
ファイルタイプ:text
アクション:launch application
以後,ノートブックをダウンロードすると自動的にMathematica で開きます.
Mathematica のWebでの使用についての最新情報は,www.wolfram.co.jp/webmathematicaをご覧ください.
メモリ使用
フロントエンドのメモリ使用量を減らす
使用済みのノートブックを閉じる.
大きなデータが入っているクリップボードをクリアするために規模の小さなデータをコピーしてみる.「編集」メニューの「ペースト」の代りに「形式を選択してペースト」の「ペーストしたあとで削除」を使うことも一案.
ノートブックで編集だけを行うときは,カーネルを起動しない.
大規模な計算結果やプロットを行ったら,実行後ノートブックを保存する.
カーネルのメモリ使用量を減らす
$HistoryLength=10等の設定を利用して,保存する入出力行数を制限する.
Remove[vars]を使い,必要のない変数を削除する.
共通部分式のメモリを共有するために定期的にShareコマンドを実行する.
アプリケーションパッケージ
Mathematica には数百の組込み関数が付属しています.しかし,特別の分野の作業には,Mathematica に組み込まれていない関数が必要になることがあるかもしれません.そのようなときにMathematica アプリケーションパッケージを使ってMathematica の機能を拡張することができます.Mathematica に入っている標準アプリケーションパッケージは,Mathematica 言語で書かれた,カーネルに機能を追加するためのファイルです.標準パッケージは$InstallationDirectory/AddOns/StandardPackagesディレクトリにあります.$InstallationDirectoryの正確な場所が知りたい場合は,ノートブックでコマンド$InstallationDirectoryを評価してみてください.
Mathematica に付属していないアプリケーションパッケージは,通常$BaseDirectoryにインストールします.このディレクトリにインストールされたアプリケーションパッケージは,全ユーザが使えます.特定のユーザだけを対象とするアプリケーションパッケージは,$UserBaseDirectoryで指定されるユーザ特定のディレクトリに置きます.これらのディレクトリの正確な場所を知るためには,ノートブックで$BaseDirectoryコマンドあるいは$UserBaseDirectoryコマンドを評価してください.
アプリケーションパッケージは,$BaseDirectoryあるいは$UserBaseDirectoryディレクトリのApplicationsまたはAutoloadサブディレクトリにインストールすることができます.Autoloadサブディレクトリにインストールされたアプリケーションパッケージは,Mathematica を起動するたびに自動的にロードされます.Applicationsサブディレクトリにインストールされたアプリケーションは,NeedsまたはGet(<<)コマンドを使って手動でロードしなければなりません.
パッケージとロードについての詳細はMathematica ブックの1.3.10およびヘルプブラウザの「アドオンとリンク」?「アドオンの設定」をご覧ください.
J/Link
J/Link はMathematica とJavaを統合するツールキットです.Mathematica は完全に透過的にJavaを呼び出すことができ,Javaプログラムは非常に高度なインターフェースを使用してMathematica を呼び出すことができます.J/Link についての詳細は,ヘルプブラウザの「アドオンとリンク」?「J/Link」でご覧ください.
MathLink
MathLink は開放型プロセス間通信プロトコルで,外部のプログラムがMathematica を呼び出すこと,およびMathematica が外部のプログラムを呼び出すことを可能にします.CD-ROM中のAddOnsには,MathLink を人気のあるいくつかのコンパイラと共に使う方法を集めたサンプルプロジェクトが入っています.
MathLink についての詳細はMathematica ブックの1.11.11および2.13,ヘルプブラウザの「アドオンとリンク」?「MathLink」,またはWebサイトwww.wolfram.co.jp/solutions/mathlinkをご覧ください.
.NET/Link
.NET/Link はMathematica とMicrosoftの.NET Frameworkを統合するツールキットです.Mathematica はどのような言語で書かれた.NETプログラムでも完全に透過的に呼び出すことができ,.NETプログラムは非常に高度なインターフェースを使ってMathematica を呼び出すことができます.Microsoft Windowsを使用しているマシンでは,.NET/Link についての詳細がヘルプブラウザの「アドオンとリンク」?「.NET/Link」でご覧いただけます.
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