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1.9.4 発展:オプションの操作

Mathematicaには,Plotのように各種オプションを設定できる関数がいくつか組み込まれている.これらのオプションを扱うための共通の手順がいくつかあるので説明しておこう.

Plotの場合がそうであるように,関数にオプションがあっても,それに対して特に何も指定しなければ,デフォルト値が使われる.オプションのデフォルト値が何か確認するには,Options[function, option]を使う.また,デフォルト値を変更するには,SetOptions[function, option->value]を使うことで,デ フォルト値を値valueに変更することができる.注意点として,一度,デフォルト値が変更されたなら,その設定は,再び変更されるまで常に有効になる.

オプションのデフォルト値の参照と変更

関数PlotのオプションPlotRangeのデフォルト値を見てみる.

In[1]:= Options[Plot, PlotRange]

Out[1]=

PlotRangeのデフォルト値をAll(すべ て)に変更する.行末尾のセミコロンは,Mathematicaが長いPlotのオプションを表示出力しないようにするために加えた.

In[2]:= SetOptions[Plot, PlotRange->All] ;

再び変更されるまでプロット範囲のデフォルト値はAllのままになっている.

In[3]:= Options[Plot, PlotRange]

Out[3]=

PlotShowで生成したグラフィックスオブジェクトにはプロット仕様に関する情報が格納されている.この情報を参照するにはグラフィックスオブジェクトにOptionsを作用させる.

プロットのオプションに関する情報の取得

プロットをgと呼ぶ.オプションにはすべてデフォルト値が使われる.

In[4]:= g = Plot[SinIntegral[x], {x, 0, 20}]

Out[4]=

確認すると,オプションPlotRangeにはAllが使われたことが分かる.

In[5]:= Options[g, PlotRange]

Out[5]=

実際に自動的に採用された値をAbsoluteOptionsで問い合わせてみる.

In[6]:= AbsoluteOptions[g, PlotRange]

Out[6]=



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