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1.1.2 厳密値と近似値
普通の電卓では,例えば,10桁精度で計算が行われる.一方, Mathematicaでは厳密な結果を得ることができる.
の値を計算すると,31桁の大きな数だが,厳密な値が得られる.
In[1]:= 2 ^ 100
Out[1]= 
電卓で値が得られるような近似値を求めることもできる.それには,式の後に //Nを続けて入力する. Nは数値を意味する語Numericalの頭文字をとったもので,大文字でなければいけない.2重スラッシュ //の意味は 2.1.3で説明する.
この入力で近似値が得られる.
In[2]:= 2 ^ 100 //N
Out[2]= 
式は通分され,結果は厳密な有理数として返される.
In[3]:= 1/3 + 2/7
Out[3]= 
結果の近似値を得たいときは //Nを付け加える.
In[4]:= 1/3 + 2/7 //N
Out[4]= 

数値近似
例えば, 7と整数を入力すると,それは厳密なものとして扱われる.しかし, 4.5と小数点を明記して入力すると,それは一定の精度の近似値として扱われる.
厳密な有理数とみなされ,既約分数が求められる.
In[5]:= 452/62
Out[5]= 
小数を含む計算では,結果は近似値で与えられる.
In[6]:= 452.3/62
Out[6]= 
この例でも小数点を明示したので,結果は近似値である.
In[7]:= 452./62
Out[7]= 
式中に1つでも小数があれば,最終的な結果は近似値となる.
In[8]:= 1. + 452/62
Out[8]= 
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