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1.1.3 数学関数
Mathematicaには膨大な種類の組込み関数が備わっている. 3.2にすべての数学関数の一覧表を示す.ここでは,よく使われるものを紹介する.

よく使われる数学関数

関数記述の注意事項
Mathematicaでは関数の引数は角カッコでくくることになっている.丸カッコではいけない.丸カッコは,式の項をまとめるときだけに使う.
を求める.Logの関数名が大文字で始まっていることと,引数が角カッコでくくられていることに注意.
In[1]:= Log[8.4]
Out[1]= 
引数が厳密値なら,求められる関数の値も厳密である.
平方根 の厳密値を返す.
In[2]:= Sqrt[16]
Out[2]= 
の近似値を返す.
In[3]:= Sqrt[2] //N
Out[3]= 
小数点を明記したので,結果は近似値で返される.
In[4]:= Sqrt[2.]
Out[4]= 
この例では近似を要求していないので,結果は根号の付いた厳密な値で返される.
In[5]:= Sqrt[2]
Out[5]= 
階乗 の厳密値を計算させる.階乗の計算ではよく大きな値が得られる. Mathematicaでは,少なくとも 2000!までは,あまり時間をかけずに計算できるはずである.
In[6]:= 30!
Out[6]= 
階乗の値の近似値を求める.
In[7]:= 30! //N
Out[7]= 

よく使われる数学定数
組込み定数はすべて大文字で始まる.
の近似を与える.
In[8]:= Pi ^ 2 //N
Out[8]= 
の厳密値を求める.三角関数の引数はラジアンであることに注意.
In[9]:= Sin[Pi/2]
Out[9]= 
の近似値を求める.定数Degree を掛けることで引数をラジアンに変換する.
In[10]:= Sin[20 Degree] //N
Out[10]= 
Log[x]を使って自然対数の厳密値を計算する.
In[11]:= Log[E ^ 5]
Out[11]= 
任意の底 bについて xの対数を計算するには Log[b, x]の書式を使う.数学表記法と同様に,底が e以外のときのみ bを明記する.
In[12]:= Log[2, 256]
Out[12]= 
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