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Documentation / Mathematica / Mathematicaブック / Mathematicaの実践的な紹介 / 記号計算  /

1.5.2 微分法

について の導関数を計算する.

In[1]:= D[ x^n, x ]

Out[1]=

Mathematicaには標準的な数学関数のすべての導関数が収録されている.

In[2]:= D[ ArcTan[x], x ]

Out[2]=

xについて3回微分する.

In[3]:= D[ x^n, {x, 3} ]

Out[3]=

関数 D[x^n, x]は,偏導関数を与えるので, n xに依存しないという前提が成り立っていなければいけない. Mathematicaには Dtと呼ばれ全導関数を計算する別の関数がある.これは,変数同士がすべて相互依存しているとの前提を使う.慣用的な数学表記で, D[f, x] と表され,また,Dt[f, x] と表される. Dtは, derivative total」(導関数,すべて)の略とすると覚えやすいかもしれない.

Dtは, n xに依存するとの前提を踏まえ全導関数を与える. Dt[n, x]は, のことである.

In[4]:= Dt[ x^n, x ]

Out[4]=

これは,全微分 を計算する. Dt[x]は微分 を指す.

In[5]:= Dt[ x^n ]

Out[5]=

微分関数の例

Mathematicaでは,のような変数を記号として扱うことができる他に,関数も記号として扱うことができる.したがって,例えば,f[x]の導関数を求めるのに,関数 fの具体的な形を提示する必要はない.

Mathematica fをどう微分していいか分からないため, f'として記号的な結果を返してくる.

In[6]:= D[ f[x], x ]

Out[6]=

Mathematicaは合成関数の微分法を使って導関数を簡約する.

In[7]:= D[ 2 x f[x^2], x ]

Out[7]=



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