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2.11.11 発展:式の入出力に関するオプション

対話的な式の入力に関するオプション

オプション SingleLetterItalics ZeroWidthTimesは,セルが TraditionalFormのときに普通設定される.

StandardFormのデフォルトオプションの入力セルに書き込んだ式.

オプション設定 SingleLetterItalics->True ZeroWidthTimes->Trueを使って上と同じ式を書き込む.

Mathematicaにはよく使用される特殊文字のエイリアスが多く組み込まれている.InputAliasesにより,任意の特殊文字あるいは他のMathematica入力の独自のエイリアスを追加することができる."name"->expr形式の規則ではnameが入力後直ちにexpr.で置換されるように指定する.

エイリアスは明示的な文字により区切られている.InputAutoReplacementsオプションによりある種の入力文字列は明示的な区切り文字がない場合でも直ちに置換されるよう指定できる.例えば,デフォルトで-> は直ちにに置換される."seq"->"rhs"のような規則を与えることによって,入力中にseqがトークンとして表示された場合は直ちにrhsに置換される.

LanguageCategoryを設定してスペルチェックやハイフン付けを制御する

LanguageCategoryオプションにより,セルに含まれる内容の形式の仮定をMathematicaに指示することができる.これによりスペルや構造のチェックの方法やハイフン使用の方法が決定される.

対話的な式の編集のオプション

Mathematicaでは,普通,画面に表示されている式のどの部分でも選ぶことができる.しかし,式の中の閉じた部分だけを選び出すように設定できると便利なことがある.これはオプション StructuredSelection->Trueとするとできる.

式の部分を選んだ例.

オプション StructuredSelection->True を指定すると,閉じた部分のみが単位として選ばれる.

式の表示にオプションを指定する方法の例

2.9で述べたように,Mathematicaには式の表示に関するたくさんのオプションがある.StyleBox[boxes, opts]を使って,複数のボックスにこのオプションを設定することができる.また, StyleBoxで設定できるオプションは, Cellオブジェクトにも,あるいは Notebook全体にも設定できる.したがって,例えば Background LineIndentのようなオプションは個々の StyleBoxにもセル全体にも指定することができる.

例えば GridBoxのように,特定の型のボックスにのみ当てはまるオプションもある.普通これらのオプションは個々の GridBoxに必要に応じて指定する.しかし,特定のセルに含まれるすべての GridBoxにこれらのオプションを一括して設定すると便利なこともある.これはセル全体にオプション GridBoxOptionsとして与えれば,これらの設定がデフォルトとなる.

XXXBoxという名前のボックスのそれぞれに,そのボックスにデフォルトの設定を行うセルのオプションXXXBoxOptionがある.



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