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2.9.18 構造化されていない式の出力
これまでの説明で登場した関数は表示用の書式をどう変更したらよいか指定するもので,実際の表示作業自体は行わない.
普通,式が処理され出力されると,特にユーザがコマンドを出さなくても自動的に出力式が表示されるようになっている.それでも,計算式によっては,各計算段階で暫定的な結果を逐次表示できると便利である.そのようなときは,プリント関数 Printを使う.

式のプリント
aと bが間隔なしで表示される.改行の後にcが表示される.
In[1]:= Print[a, b]; Print[c]


整数と平方根が縦に2列表示される.
In[2]:= Do[Print[i, " ", i^2], {i, 5}]





プリント関数 Printは,先に与えられた引数から順番に,間隔なしで引数をそのまま列記する.書式を付けて表示させたければ,プリント関数の引数部に適当な書式変換用の関数を適用しておけばよい.
行列を表の形で表示する.
In[3]:= Print[TableForm[{{1, 2}, {3, 4}}]]

StringFormを使い書式付きで計算値を表示する.
In[4]:= Print[StringForm["x = ``, y = ``", a^2, b^2]]

Printで式や文を出力すると,通常,標準的な出力表記で表示される.特別に表記法を指定すればその限りではない.
出力式をInputFormに変換してから表示する.
In[5]:= Print[InputForm[a^2 + b^2]]

MathematicaにはPrintの他にも出力機能がいくつか用意されている.例えば, Messageと呼ばれるタグ付きメッセージを出力する関数がある( 2.9.21を参照のこと).さらに, 2.12.3に記した低レベルの関数を使えば,ダイアログセッションにおけるユーザとのやり取りやファイル処理や外部プログラムとのやり取りでカスタム書式で式や文を表示することも可能である.
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