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2.10.16 テキスト用グラフィックスプリミティブ
テキストのグラフィックスプリミティブ Textを使い任意な位置にテキスト要素を2D,3Dのグラフィックスに挿入できる.個別に StyleFormでフォントを指定しない限り,テキストはデフォルトのフォントで表示される.

2Dグラフィックスにおけるテキスト要素の設定
テキスト要素を5個作成しプロットする.
In[1]:= Show[Graphics[ Table[ Text[Expand[(1 + x)^n], {n, n}], {n, 5} ] ], PlotRange -> All]

Out[1]= 
2, 2 . 2, 2 の位置に中央揃えで縦書き表示 する.
In[2]:= Show[Graphics[Text[ StyleForm["Some text", FontSize->14, FontWeight->"Bold"], {2, 2}, {-1, 0}, {0, 1}]], Frame -> True]

Out[2]= 
テキスト要素を揃えるには,第2引数の実座標にテキストのどの点をもっていくか指定する.つまり,縦横のずらし幅を与えテキストを揃える位置が実座標にくるようにする.ずらし幅は,領域の中心点を原点 0, 0 とし,領域の高さと横幅をともに から 1の座標範囲とした特別な相対座標で表す.また,ずらし幅は必ずしも から 1の範囲になくてもよい.
テキスト要素を色付けで表示することも可能である. Textグラフィックスプリミティブに RGBColor等のグラフィックス指示子を作用させるだけでよい.

3Dグラフィックスにおけるテキスト要素の設定
多面体パッケージを読み込ませる.
In[3]:= <<Graphics`Polyhedra`
テキスト要素を3D空間に配置する.
In[4]:= Show[Graphics3D[{Dodecahedron[ ], Text["a point", {2, 2, 2}, {1, 1}]}]]

Out[4]= 
3Dグラフィックスではテキスト要素は常に表示される.多角形や他の要素の後ろに隠れるということはない.

テキスト要素のオプション
テキスト要素は最後に表示されるので,長方形を塗りつぶしても,文字はその上に表示される.
In[5]:= Show[Graphics[{{GrayLevel[0.5], Rectangle[{0, 0}, {1, 1}]}, Text["Some text", {0.5, 0.5}]}]]

Out[5]= 
今度は,テキストの背景色をプロット領域の色にする.テキスト領域が白で表示される.
In[6]:= Show[Graphics[{{GrayLevel[0.5], Rectangle[{0, 0}, {1, 1}]}, Text["Some text", {0.5, 0.5}, Background->Automatic]}]]

Out[6]= 
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