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Documentation / Mathematica / Mathematicaブック / Mathematicaの仕組み / グラフィックスとサウンド オブジェクトの構造  /

2.10.5 2Dグラフィックスにおけるラベル付け

2Dプロットにおけるラベル設定

プロットする.特に指定しないので,デフォルトのAxes -> Trueにより座標軸が引かれる.

In[1]:= bp = Plot[BesselJ[2, x], {x, 0, 10}]

Out[1]=

Frame -> Trueに設定する.囲み枠ができ,軸目盛が消えてしまうことに注目.

In[2]:= Show[bp, Frame -> True]

Out[2]=

方眼線を引く.カラーモニターだと水色で色付けされる.

In[3]:= Show[%, GridLines -> Automatic]

Out[3]=

プロット軸の設定条件

軸を座標点 {5, 0}で交差させ,ラベルをふるよう指定する.

In[4]:= Show[bp, AxesOrigin->{5, 0}, AxesLabel->{"x", "y"}]

Out[4]=

目盛の設定条件

目盛の描画を自動設定にすると(Ticks -> Automatic),目盛の座標値の桁数が最小になるような軸上の位置で主・副目盛を設けてくれる.場合によっては,ユーザ自身で間隔等を指定したいだろう.例えば, の整数倍の間隔で目盛を打つとか.また,非線形な尺度の軸を使っているときは特別に指定した方がいいだろう.

目盛設定において指定可能な条件

軸に打つ目盛の位置を指定する. 軸は自動設定にしておく.

In[5]:= Show[bp, Ticks -> {{0, Pi, 2Pi, 3Pi}, Automatic}]

Out[5]=

の整数倍の目盛にはラベルはふらないようにしておく.

In[6]:= Show[bp,
Ticks -> {{0, {Pi/2, ""}, Pi, {3Pi/2, ""},
2Pi, {5Pi/2, ""}, 3Pi}, Automatic}]

Out[6]=

特に複雑な目盛を描画するときは,「目盛関数」を用意し,それを使い目盛を描画するよう指定しておく.関数の実行時に,対象軸の最小値と最大値が引数として関数に与えられるので,それらの値に応じた目盛の設定条件が生成できるように関数を記述しておく.

目盛間隔 1の指定条件を生成する関数を用意しておく.

In[7]:= units[xmin_, xmax_] :=
Range[Floor[xmin], Floor[xmax], 1]

軸の目盛に関数 unitsを応用してみる.

In[8]:= Show[bp, Ticks -> {units, Automatic}]

Out[8]=

時には,自動設定で得られる目盛に多少の変更を加えたい場合がある.そこで,書式 AbsoluteOptions[g, Ticks]を使い,自動設定の条件をあらかじめ取得しておき,それに手を加えるような形で設定を行うとよい.詳しくは, 2.10.1を参照のこと.

枠のグラフィックスオプション

プロット軸のオプション Axesを使い,プロットに入れる水平軸と垂直軸の指定が可能である.プロットによっては,描画領域の周りに枠線を引き,その各辺に目盛を打つとよい.それをするには,オプション Frameを使い枠の4辺を軸に見立て必要に応じて目盛を表示させる.枠の4辺の指定順序は底辺から始まり,時計方向に進む.

枠を描きラベルを各辺にふる.

In[9]:= Show[bp, Frame -> True,
FrameLabel -> {"label 1", "label 2",
"label 3", "label 4"}]

Out[9]=

方眼線のオプション

方眼線の描画設定は目盛の設定とほとんど同じである.目盛の場合と同様に,方眼線にも配置位置を特別に指定できる.また,描画スタイルも指定することが可能である.ただし,方眼線の場合はラベルをふることはできない.

方向の方眼線はふるが, 方向にはつけない.

In[10]:= Show[bp, GridLines -> {Automatic, None}]

Out[10]=



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